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zoom RSS おつかれさま!

<<   作成日時 : 2011/10/21 00:06   >>

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今日、会社から家に帰る前に携帯を見ると、実家からの着信が。
何かな?と思いつつ、電話をかけると母親が出た。
何の要件だったか聞くと、

「今日ね、店を閉めたよ。突然だったけどね。明日からはいつも家に居るよ。」と。

前の店からの場所移転で父親から義兄へと経営者が移ったものの、
経済状況が芳しくない中で経営も悪化して、閉めるのは時間の問題だと聞いていたため、
さほども驚かなかった。

・長い間おつかれさま。
・いつも家にいたらボケちゃうかもしれないし、ちょっと身体を休めたら畑仕事とか何か新しいことやらないとダメだよ。
とだけ伝え、またその内に帰るわーと言って電話を切った。

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人生において、〜たら,〜れば,そんな事ばっかり言ってる人は大抵ロクな人生じゃない。
人生は前向きに、これからどうするかだけを考えて過去のことは全てに対してアリガトウというのがあるべき姿勢だ。
その方針のもとに前向き発言だけをしておいた。




しかしその事実に直面して、すぐにそういう前向きな気分になれるほど自分はまだ年を食っていない。
思えばもう20年以上、あの店でうどんを食べ続けてきた。100杯じゃきかないんじゃないかな。

色々あった。
経済環境に合わせて最初の開店から2軒目を増やし、両方潰して店舗移転、そして最期の店へと更に移転。
寒空の下で開店記念の粗品を配って冷えた身体で食べた天ぷら入りの煮込みうどんは
今でも一生のうちで一番美味しかったうどんだったなと思うし、
夏休みに下手くそな箸使いを叱られて毎日うどんで練習させられたりとか、
大晦日には毎年手打ちの年越しそばをパック詰めしたりとか、
部活の人たちが勢ぞろいでうどんを食べに来てくれたりとか、
出向中の会社の人達が大勢で来てくれたりとか、
そりゃあもう思い出が沢山の店だった。

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店が休みの日に学校から家に帰ると、何種類かの味噌を練ってブレンドしていたり、
たまり醤油を仕込んでいたり、カレー粉を幾つか混ぜる仕込みをしていたりで色々な香りが充満していた。
それが今日までの日常だった。あれはもう日常じゃなくなるんだなあ。
そういう手間をかけて出来あがったうどんは自分にとって一番美味しいうどんだった。
味だけじゃ有名にはなれないんだなあと父親がガッカリしていたのを覚えているが、
しかし確かに味は間違い無いと人に勧められるうどんだった。

もう手間隙かけて大量に仕込みをすることも、うどんを踏んだり打ったりすることも、
業務用の強い火力でそれを茹でることもしないとすると、二度とあの味には会えないんだなあ。
最期が来るってもう少し前に分かっていたら、あの天ぷら入りの煮込みをもう一度食べておきたかったなあ。
残念だし、悔しいし、悲しいなあ。



まあそんな事言ってても始まらないし、20年以上ほぼ毎日仕事だったのがやっと暇になった両親に、
美味しい物を食べさせてあげるとか、旅行に連れて行くとか、何かしないとな。
本当に、おつかれさまと思う気持ちを伝えなくては。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
店閉めちゃったんだね
いつかもう一度行ってみたいと思ってたんだけどなぁ。。。
部活のみんなで先回りして店に行ったのは、楽しい思い出だったよ。

うちの店を閉めたときは、連絡無かったかなぁ。
業務用の冷蔵庫が処分できたっていう連絡がきたのは覚えてるね。

店はやめちゃったけど、両親はまだバリバリ働いているからね。(共に60過ぎ)
いつまで続けるのかなって思うよ。
今の仕事をやめたときは、お疲れ様って言いたいね。
TOI
2011/10/28 01:01

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